SUMMER SONIC 2008 2日目@幕張メッセ、千葉マリンスタジアム

音楽フェスティバルに行くのはREADING'97以来11年ぶり。精神力も体力も自信がないので、1日目はパスして、2日目から参戦。

  • VAMPIRE WEEKEND

THE TING TINGSに行くつもりだったが、東京駅で乗り継ぎが悪くて到着してリストバンドに交換したら、既に開始時間を過ぎていて、マウンテンからマリンステージまで歩くとかなり時間がかかりそうだったので、あきらめてマリンステージへ直行。アイランドからKYO2の声が聞こえる。

曇っているせいか思ったより日が照っていなくて、帽子とサングラスという熱中症対策万全だったが、割と過ごしやすかった。ステージのかなり前の方にいたが、アフリカンビートが野外ステージにあっていて、楽しめた。最近は暑くて60年代のロックステディやブルービートレゲエばかり聴いているが、季節感にあっている。

当初はマリンに残ってTHE HOOSIERSを少し見るつもりだったが、マウンテンまでの移動を考えるとパスする。シャトルバスに乗ると早いと教えてもらう。DEVOのTシャツを探したが、売り切れだった。

Poのライブは何度見ても素晴らしくて、盛り上がる。どんなに売れても謙虚でカッコつけないツチヤの性格の良さに起因していると思う。KAJA KAJA GOOやNEW WAVE JACKETなどライブの定番はやらなかったが、DEVOのSECRET AGENT MANをカバーするセンスの良さはさすが。

  • DOES IT OFFEND YOU, YEAH?

CRYSTAL CASTELSに行こうとしたら、入場制限していてあきらめる。他に見たいものがなかったので、時間つぶしにダンスステージへ。スペシャで一時期Power Pushしていた曲しか知らない。結局ラストまでひっぱる。まあ、こんなものか。

BOOMなんとかを絶対に見たくなかったので、JUSTICEが始まるまでスーファリで時間つぶし。確かにREADINGで観たかも。

  • JUSTICE

なぜかMountainステージがいっぱいで、酸素不足でかなり苦しいし暑くて地獄のようだった。スペシャのライブ放送を事前に見ていてパターンはわかっていたが、とにかくremixしすぎで、原曲をとどめないので、全部同じパターンに聴こえてしまう。周りが脱落する中なんとか最後まで留まったが、1時間近くやって次のステージの開始を押したのは勘弁してほしかった。

今回の本命。POLYSICSとしても最重要バンドで、最近「生存学未来編」を何十年ぶりかに聴いて、なつかしさがよみがえっていたところ。「欲望心理学」の赤い帽子(別名う○こ帽)をかぶっている人が結構いる。中には自作のミニ棒をかぶっている人がいた。

白髪のメタボなおじさんとなったメンバーたちだが、声も出ているし演奏も十分切れがあってよかった。SECRET AGENT MANのオリジナルも聴けたし。

  • JESUS AND MARY CHAIN

DEVOが終わってから途中から行ったが、後ろはかなり空いていて楽にPA前に行けた。全く期待してなかったが、意外にもよかった。'95年に一度見ていたが、何か力が抜けたのか、余裕を感じた。

最後は足に来てしまい、体力の限界を感じた。1日に見るのは4〜5本が限界かな。休むのも相場というか、無理して多く回るよりも体力温存しながら、ステージを厳選して行く戦術も必要かもしれない。