初夢

こんな夢をみた。

中学か高校の教室の中、女生徒が一人休んでいる。
前の方に座っている同じクラスの女生徒が、マンガの中にその女生徒が載っていると話をしているように聴こえる。

たまたまスピリッツを持っていたので開いてみると、確かに今いない女生徒が男子生徒たちに襲われているシーンがある。星里もちるっぽい絵柄なので、そんなひどいことにはならないだろうと、なんとなく安心して、マンガの中の女生徒がしている腕輪のようなものを鉛筆で黒塗りする。すると、先ほど話をしていた女生徒が、「早くなんとかしなさいよ」と言って来る。面倒なので、マンガを閉じて、首をひねってとぼける。

彼女が騒ぎ出したので、クラスの皆がぞろぞろとマンガの舞台となっていた教室の方に向かう。俺も仕方なくついていく。その教室は普通の教室より広く、視聴覚教室のような感じ。でも、ガラス張りになっていて中の様子がよく見える。教室の中の生徒たちが何かを議論している。先に来ていたやつが、途中で教室から出てきた男子生徒(マンガの中に出ていた男子生徒の一人)に質問すると、「何も知らない」と答えたと言う。

マンガの中の話は出版される前に起きた出来事が描いてあるのだから、マンガの中の出来事が今起きていると思うのは浅はかだと思い、先ほどの女生徒を探すがどこにもいない。恥ずかしくて隠れたのかしらん。仕方がないので、トイレに行く。何かの広告が貼ってあり、皆が見ている。

場面が変わって、どぶ川の上の舗装された道を歩く。所々が板で出来ていて、腐っているのか穴が開いていて下の河が見える。危ないと思いながら、ジャンプして渡る。

目的を達成して、また同じ道を逆に戻る。先ほど危ないと思った板で出来た箇所がぐらぐらしている。前を歩いていた男の子がちょうど板の上にいる時に、ついに傾く。「危ない!」と自分でもびっくりするくらいの大きな声が出る。男の子は落ちることなく、ぎりぎり端っこで立つ。虫を取る網がある長い棒を持っているので、バランスを取っている。大丈夫だと思い、自分は河の脇の細い道にジャンプして穴を回避する。

狭い道をバイクで走ってくるやつが来て、あわてて避ける。こういう体験すると、穴に落ちる夢を見そうで嫌だなあと夢の中で思う。