「噂の男」@WOWOW
最近特に演劇に興味をもてなくなった理由の一つがこういうプロデュース公演の企画のつまらなさ。福島三郎の脚本にケラの潤色・演出。堺雅人に橋本じゅん、八嶋智人、山内圭哉、橋本さとしの売れっ子役者ばかりを揃えたラインナップ。
これから演劇を観始めたりする人にはちょうどよいのかもしれないが、20年近く観ていると、もう観なくても内容が想像できてしまって、新鮮さや感動がどう考えても味わえない。のは、目に見えてる。
結果予想通りの内容で意外性はない。役者はそれぞれ持ち味を発揮していて悪くはないのだが、行っても行かなくてもどっちでもよかったなと思ってしまったことがさびしい。
終演後の役者同士での褒めあいも恥ずかしくて見てられなかった。