ちょっと前に読んだ本

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)

新・日本の七不思議 (創元推理文庫)

シリーズ3作目でマンネリ感をなくすためか、旅先での推理もあり、高木彬光の歴史ミステリ物のような安楽椅子探偵とは異なる。短編小説なので、気軽に読めるのはよいが、七不思議という感じはしなかった。

一角獣の殺人 (創元推理文庫)

一角獣の殺人 (創元推理文庫)

フランスの怪盗対HM卿ということから、「ルパン対ホームズ」を彷彿させるが、実はガストンガスケはガストンルルーから思いついたのではないかと思わせる不可能犯罪。「プレーグコートの殺人」のケンウッド・ブレイクが再登場で、ゆかいなヘイスティングズ君を演じている。細かい所で穴があったりするが、まあいつものカーのノリで面白い。