最近お気に入りのPV

  • THE HERBALISER 「GENERALS」

  Dir: Chris Ratcliffe


BEASTIE BOYSなど、ラップには案外いいPVがあるのだが、久しぶりのヒット。THE HERBALISERは「MISSING SUITCASE」で893がスーツケースを運ぶモノクロのPVが印象に残っている。

スーツを着た男2人と女1人がオフィスみたいな所で地図の上で戦争(?)ボードゲームみたいなものをしている実写と、ゲームの仮想空間がアニメになっている二重構造。アニメは実写とギャップがあり、黒人男性のストリートファッションと戦闘ロボットの軍隊がビル街を行進したり、小学生っぽい女の子がラップをしながらパンダや熊を引き連れて行進するのが面白い。
実写サイドのラッパーの黒人女性はスーツ姿と横わけの髪型だが、首にタトゥーが見えるのが、なんかエロい。

Ninja Tuneには良質PVが多い。


70年代のモータウンレコードを意識したようなナツメロと、中学生ぐらいの黒人の女の子たちがDOUBLE DUTCHをする映像。フラフープなど、70年代の映像や看板のカットが出てきて、日本語もいくつか見える。

最近ヘビロテされているM.I.A.のジャングルのPVみたいにインパクトはないが、何度もリピートできる味のある映像とサウンドで気に入っている。

よいPVの価値は何度もリピートできることにあると個人的には思っている。PVはあくまでも音楽の宣伝なので、CDなどを買わせることが目的。だから、繰り返して見させることが一番効果があると思う。