王様のレストラン

GW明けからフジテレビのチャンネルαという昼ドラ再放送枠で放送していたのですが、初回にたまたま病気で仕事を休んでいたのもあって、録画しながら最終回までずっと観てました。三谷幸喜の初期のTV出世作だと思いますが、昔の舞台で知っているだけに、あえて避けて観てなかったので初見。
三谷幸喜特有のステレオタイプで有り得ないキャラばかりで、役者は好きになれないけど、話としてはよくできています。松本幸四郎は気取って鼻につく演技だし、筒井道隆は舞台でも見たことあるけど、人の良すぎる人畜無害な坊ちゃん役だし、西村雅彦は運のないダメ人間、山口智子は鼻っ柱の強い女シェフと、どれも癖がある。故・伊藤俊人だけが、目立たないどうでもよい役で泣ける。
11話で最終回というのは結構短かったんだなあ。エンディングを歌っていた平井堅三谷幸喜が最近別の番組で対談して、この時の話をしてました。三谷は相変わらずピントの外れた話をして、平井を困らせていた笑った。